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社労士試験対策☆E判定でも合格できた勉強法(シャロ勉)&社労士開業奮闘記

予想は外れる時代☆総裁選と社労士試験の予想は難しい「読み切れない時代」

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 総裁選で起きた“想定外”の結末

2025年秋、日本の政治を揺るがすニュースがありました。
自民党総裁選で、事前に「最有力」とされた小泉進次郎議員ではなく、高市早苗議員が勝利したのです。

メディアや専門家の多くが“小泉優勢”と報じ、テレビでも「ほぼ決まり」との空気が流れていました。
しかし、結果は見事に覆されました。

令和は読み切れない時代

なぜ予想が外れたのか?
分析すれば、理由はさまざまです。
党員票の重み、最後の派閥の動き、議員心理、そしてデータの限界。

時代的にも、令和は変化の激しく、また多様性を尊重により、皆の考えもことなるだけに予想が難しい…

このような背景もあり「人の判断が関わる世界では、どれだけ分析しても“完全な予想”はできない」と考えらえます。

社労士試験の合格発表予想

10月1日、令和7年度(2025年度)社会保険労務士試験の合格発表がありました。
毎年恒例のことながら、受験生たちの関心は「合格基準点がどうなるか?」に集中します。

社労士試験は、毎年難易度が変わるため、合格基準点(ボーダーライン)が変動します。
試験は以下の2部構成です。

  • 選択式試験:各科目で3点以上全体の総得点で判定

  • 択一式試験:各科目で4点以+全体の総得点で判定

そのため、単純に「何点取れたら合格」という固定ラインがなく、
毎年、基準点が発表されるまで、自己採点では合否が確定しずらいのが社労士試験の特徴です。

各予備校の「基準点予想」は今年も全的中ならず

TAC、大原、LECなどの大手予備校が自己採点データを基に「合格基準点予想」を発表しました。

SNS(X)では、選択式は労一は救済ある、社一は微妙、労災は2点に期待したい…」といった議論が盛り上がりました。


今年も全(合計点、救済)を的中した予備校はゼロ。

どこも一部の科目や総得点でズレが生じ、予想は外れました。

あるT政治評論家は予想を外し、取材力不足(=データ不足)、外れたことを、お詫びしてたのが印象的でしたが、予備校は外れたことに対して、あまりコメントしないですね。合格基準点予想や出題予想が的中したときは、派手にアピールしてますが・・・

 

予備校の場合は、総裁選より集約できるデータが多い分、当たりそうですが、当たらぬ理由は同じです。
集計したデータから予想する統計手法は、全受験生のデータ分析ではありません、

統計学という人作った手法と、人による判断が加わる時点で、最後まで読めないのです。

goukakuget.hatenadiary.com

社労士試験の合格基準点が“読めない”理由

なぜ社労士試験の基準点は予想が難しいのか考えてみます。

①基準点の決定方法が複雑

基準点の算出ロジックは発表されているが、複雑かつ、原則のルールでもあって、例外で決まる年もある(今年は基準通りの算定)

 

選択式/救済の決定方法

簡単に説明すると以下のようになります

👇

半数の方が、3点をとれなかった場合、

2点(1点)以下の人の割合できまります。

引き下げを試算してみて、

合格者が多数ですぎると引き下げされません。

【重要なポイント】
もう少し具体的に説明します。

2点に引き下げた場合

2点以上の人で、7割以上となったら引き下げしません。(3点のまま)

 

引き下げの下限

選択式は1点まで(0点救済はなし)

 

② 予備校データの母数は、全受験生の数%(部分的)

アンケートや自己採点の回答者層が全体を代表していない。意欲的な上位層が多く、実際より高めに出ることも。

※データによらない講師の肌感予想(山川社労士予備校等)も的中できていない

データを集めても、最終的な判断は人が下す。
だから、100%の予想は不可能なのです。

外れる予想より、確実な実力を

「あと1点足りなかった」
「予備校の救済予想を信じて裏切られた」
そんな声も毎年聞こえてきます。

大切なのは予想の精度ではなく、自分の学習の精度です。
社労士試験は、幅広い基本論点を正確に記憶していること、ダミーの選択肢に惑わされない安定感が問われる試験。
合格ラインは動いても、真の理解をしている人は、合格を勝ち取っていま。

来年(令和8年度)に向けた心構えと戦略

① 「予想に頼らない勉強」を

 合格基準点を“読む”より、“超える”実力をつけよう。

 皆がとれない難問を捨て問としても、合格できます。

 →6割超えのギリギリの得点を目標とせず、 各科目で目標とする点を、2点程度高めに設定して勉強します。(過去問の正答率なら、少なくとも8割以上)

 <解説が詳しい過去問>

👇

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goukakuget.hatenadiary.com

 

② 苦手科目を「救済待ち」にしない

 救済に頼る学習は危険。
 → 難化しても基準点を取れる“基礎の厚み”を作ることが大切。

③ 模試は“予測”ではなく“分析ツール”

 模試の点数に一喜一憂せず、他の人が正答率50%以上ある問題を落としてにないか、自分は多数派になっているかをチェック。本試験で難問があっても、合格ラインの方が得点できる問題を失点しない、守る力を身に付けましょう

④ 情報より“自分の理解”を信じる

 SNSや動画の「出題予想」に惑わされない。
 → 一番信用できるのは、自分が積み上げた演習数の履歴です。

予想は外れても、努力は裏切らない

「データ」「予想」「分析」があふれる時代です。

けれど、最終的に結果を決めるのは、人の判断と努力の積み重ね
総裁選で予想が外れたように、試験も同じ、
“読み切れない世界”だからこそ、本気の努力が光る。

来年、あなたがその努力を重ね、どんな基準点でも乗り越えて合格できるように。
そのための一年を、今日から始めてください。

☆御礼☆

最後までお読み頂きありがとうございます。

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