10月1日の合格発表から、初めての休日です。合格された皆様、本当におめでとうございます。きっと素晴らしい休日を過ごされていることと思います。
長い受験勉強の日々、支えてくださったご家族、励ましてくださった友人、指導してくださった先生方。皆様への感謝と恩返しは、もう伝えられましたでしょうか。合格の喜びを分かち合うことが、支えてくださった方々への何よりの恩返しになります。
これから社労士として歩まれる皆様へ
資格を活かし、社会保険労務士として登録される方は、これからは同じ社労士の仲間です。
ぜひ心に留めていただきたいことがあります。それは「恩送り」の精神です。
皆様がこれまで受けた支援や指導への恩返しは、支えてくださった方々にお返しするだけではありません。これから社労士を目指す後輩たちや、実務で悩む同僚たちへ、その恩を「送る」ことができます。いずれ皆様が培った知識と経験を、次の世代へと受け継いでいく。そんな先生になっていただければと、心から願っています。
社労士の世界は、温かいコミュニティ
個人的な感覚かもしれませんが、社労士の先生方は、確かにライバルでもある一方で、本当に温かくサポートしてくれる方が多いと感じています。
困ったときに相談できる、わからないことを気軽に聞ける、そんなコミュニケーションがとりやすい先生が多いのが、この業界の大きな魅力です。専門家として独立して仕事をする立場だからこそ、お互いに助け合う文化が根付いているのかもしれません。
まずは支部会への参加をお勧めします
もし、まだ知り合いの社労士がいないという方は、ぜひ各都道府県の社会保険労務士会の支部会に登録され、研修会や懇親会に参加されることをお勧めします。
支部会では、実務に関する研修はもちろん、先輩社労士との交流の場が数多く設けられています。登録したばかりの頃は、実務の進め方や営業のこと、顧問先との関係構築など、わからないことだらけです。そんなとき、気軽に相談できる先輩がいることは、本当に心強いものです。
また、支部会での人脈は、将来の業務提携や情報交換の基盤にもなります。同じ地域で活動する仲間として、お互いの得意分野を活かして協力し合える関係を築くことができるでしょう。
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お客様のために、仲間のために
これから皆様は、企業の人事労務を支え、働く人々の権利を守る、社会的に重要な役割を担っていきます。その責任は決して軽くはありませんが、同時にとてもやりがいのある仕事です。
お客様の課題を解決したとき、労働者の方から感謝されたとき、企業が成長していく姿を見守れたとき。そんな瞬間に、この資格を取得してよかったと心から思えるはずです。
そして、後輩が困っているときには、ぜひ手を差し伸べてください。かつて自分が受けた支援を思い出しながら、温かく指導してあげてください。そうすることで、この業界全体がより良いものになっていきます。
あらためて合格本当におめでとうございます。
これから始まる社労士としての人生が、充実したものになりますよう心からお祈りしています。お客様のために、仲間のために、そして社会のために、一緒に頑張っていきましょう。
いつか、どこかの研修会や支部会でお会いできることを楽しみにしています。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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