2年目の学習、アウトプット一辺倒で大丈夫?
「インプットはひと通り終えた。本試験もあと一歩だった。だから次は演習中心で仕上げれば合格できるはず」
多くの受験生がこう考えます。
確かに理屈は正しいように聞こえますが、ここに大きな落とし穴があります。
同じ法律をまた学ぶので、内容は基本的には変わらない(法改正や直近の出題を除けば同じ)。
だからこそ「インプットせずにアウトプットさえやればいい」と思い込み、暗記と演習に偏ってしまうケースが非常に多いのです。
実際、私も2年目にアウトプット重視で進めた結果、春先に大きなスランプを経験しました。
また合格後に出会った方々からも「2年目は点数が伸びずに焦った」という声をよく耳にします。
その原因はただ一つ基礎理解の浅さです。
「テキストはもう理解しているつもり」になっていただけで、法律の背景や論点整理が不十分なまま。
その状態で問題演習を積み重ねても、土台が弱い建物のように、途中で崩れてしまうのです。難化している社労士試験には太刀打ちできません。
コアとなる勉強法 ― 初期の精読が鍵
自己採点の結果をもとにタイプ別の戦略を立てるのは有効ですが、どのレベルの方にも共通するのは、学習序盤でのテキスト精読です。
ここで基礎を固めておくことで、アウトプット学習の効果が格段に高まります。

タイプ別の勉強法(マトリックス診断)
本試験の復習がリスタートの最初の勉強となります
択一式、選択式の点数分布で、勉強の対策がかわります
Aゾーン:実力十分だが、基準点割れで惜敗
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対策
・基準点を落とした科目を徹底的に補強
・一般常識は「白書対策頼み」ではなく、日常的に白書やニュースに触れる
・基本論点を忘れないように保つ -
注意点
難問にばかり深入りする「ドーナツ化現象」に注意。
テキストを軽視すると“知識豊富な不合格者”になりかねません。
Bゾーン:択一は安定しているが、選択式が弱い
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対策
・テキストの条文精読で「ここが穴になったら答えられるか」と常に意識
・選択式特有の出題(目的条文、判例、統計数値、一般常識など)への対策を早めに開始
Cゾーン:選択式は突破できるが、択一が不安定
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対策
・アウトプット不足なら演習量を増やす(インプット3割:アウトプット7割)
・一問一答では解けるのに5肢択一で点が取れない場合は「一問一答病」。5肢択一問題集を活用
・正答率50%以上の問題を落としている場合はテキスト精読から(インプット7割:アウトプット3割)
・山川社労士予備校の過去問は解説が詳しく基礎固めに有効 -
苦手科目対策
短時間でも毎日触れることで知識を定着させる。
Dゾーン:択一・選択とも基準未達
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対策
・学習方法を根本的に見直する
・改善点を洗い出し、効率的な学習法を取り入れ、勉強時間を増やす
・「非常識合格法」(北村講師著)などで学習法を再設計
・基礎インプットを重視し、1年目には気づけなかった論点を拾い直す
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本試験後の3つの復習ポイント
本試験の自己採点は、次年度の合格を左右する重要な材料です。
敗因を徹底的に分析し、2年目だからこそできる勉強法を組み立て直してください。
「転んでもただでは起きぬ」精神でリスタートを切りましょう
☆御礼☆
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