社労士試験の本番当日には「魔物」が潜んでいることが多々あります。実力者でも本領を発揮できないことがあるのです。
本試験で実力をすべて発揮するためには、メンタルコントロールが重要です。いかに冷静に試験問題に取り組めるかが勝負の分かれ目となります。
試験開始直後の落とし穴
確実に正解できる問題があると、気持ちが落ち着いてきます。しかし、そんな受験生の心理を知ってか、社労士試験(択一式)の労働基準法第1問目は難易度が高く設定されていることが多く、さらに続く数問も難問が続くことがよくあります。ここで出鼻をくじかれ、動転してしまうと、その後の問題にも悪影響を及ぼします。

戦略的な解答順序
解答は必ずしも最初から順番に解く必要はありません。以下の作戦を検討しましょう。
作戦1:得意科目から解く 自信のある分野から着手し、確実に得点を積み重ねる
作戦2:難易度の高い科目を早めに解く 脳が疲労していない時間帯に、集中力を要する問題に取り組む
作戦3:一般常識科目を最後に回す 考えても分からない問題が多い分野は、時間が不足した場合でも勘で解答しても結果は同じため
作戦4:問題の難易度による調整 科目の順番だけでなく、個別問題の難易度も考慮し、難問は後回しにする
実践例とその効果
私の場合、最近長文化が進んでいる国民年金・厚生年金を、脳がフレッシュな試験開始直後に解き、その後労働科目、最後に一般常識の順で進めていました。
この方法の注意点は、科目順が前後するため、マークシートの塗り間違いが起こりやすいことです。
実際の受験時には、ページ数の増加と年金科目の難化により時間切れになる受験生が多数いました。そのため年金科目に重点的に時間を割き、なんとか社会保険科目の失点を防ぎ、科目の合格基準点を点を確保しました。時間を消費しましたが、比較的易しかった労働科目で時間を取り戻し、ギリギリで全問題を解き終えることができました(1回の見直し時間を含む)。
受験生へメッセージ
合格レベルまで知識を習得された方は、普段の実力を発揮できるよう、当日の解答戦略も工夫してください。
試験まで貴重な1日1日を大切に、合格に向けてラストスパートをかけてください。皆様の目標達成を心より祈念しております。
☆御礼☆
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