久々に急ぎの複雑な案件あり、3行政(労働局、ハローワーク、年金事務所)を巡りました。
以前は、各種届出の度に行っていましたが、電子申請の拡充により、ほとんどいかなくなりました。
電子申請利用率85%
85%は凄い数値と思ったのですが、よくみると、あくまで主要3手続きの話でした
雇用保険の主要3手続き
・資格取得届
・資格喪失届
・高年齢雇用継続給付
の電子申請利用率が、85%を超えたそうです。
伸び率もすごく、
令和元年49.3%→令和4年85.4%
大企業は電子申請は義務化※1されたことが、電子申請が増えた大きな要因かと思いますが、手続きが普及してきたので、中小零細企業から直接電子申請されるケースも増えてと感じています。
※1社会保険手続きの電子化:2020年4月~(対象:資本金1億円以上など)
【参考】
令和7年(2025年)1月1日より労働安全衛生関係の一部の手続の電子申請も義務化開始
社労士の手続き代行業務の未来を考える
昔:手続きは難しい、届出に行く時間がない
→社労士に依頼しよう
ちょっと前:社労士の申請が電子を利用
最近:顧問先がHRテック(システム)を導入、セルフで簡単に24時間365時間申請
※社労士にFAXやメールで情報を伝えて、代理申請してもらうぐらいなら、
自社のシステムに最初から情報を入力すれば、手続きは完了できて時短になる。
この傾向はAIの進化により、よりシステムが簡単になってくるだけに、加速するはずです。
社労士の顧問料の考え方
毎月一定額、相談料と基本手続き込のサブスク型が多い
手続きを自社で行えるようになれば・・・サブスク型で依頼しておくのは損。
つまり、顧問料の減額交渉が始まると予想できます
顧問料を手続きの有無によって変動しないよう、別の付加価値を見出さないと、
一気に減収、もしくは顧問解約の危機が、もう目の前にきているのです。
AGIの時代になったら、労務相談も社労士でなく、AIで良くなる可能性はありますが・・
※AGI(Artificial General Intelligence)とは、人間と同様の汎用的な知能を持つ人工知能
AIにできない分野をどう極めるか、士業として真剣に考えないとと、また思ったしだいです。
個人的には、人間は不合理な判断をする生き物。正論では判断できないことも多々あり。このあたりのさじ加減は、当面AIにはわからないかなと思ってるのですが、ソフトバンクの孫さん曰く、感情すらも読み取れるようになると言われますし・・・。
未来の士業がどうなるか、怖さもありますが、楽しみでもあります。
それではまたあした
<追伸>社労士試験対策
実務も電子化進んでますが、勉強も電子化が進んでます。
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