承認されないとモチベーションはゼロになる?認められることでやる気が倍増する理由
- 承認されないとモチベーションはゼロになる?認められることでやる気が倍増する理由
- マズローの承認欲求とモチベーション
- 資格試験の勉強における「承認」の重要性
- 承認されない環境でもモチベーションを維持する方法
- 承認される環境を自ら作る
- まとめ
- 【参考】社労士試験☆一般常識対策
最近、ある出来事をきっかけに「承認されない」ということの影響の大きさを改めて感じました。皆さんも経験があるかもしれませんが、誰かに認めてもらえない、評価されないと、それまでやる気に満ちていたはずのモチベーションが一気にゼロになってしまうことがあります。私も、まさにそのような体験をしました。
逆に、誰かに認められ、評価されることで、自分が本来持っている以上の力を発揮できるということも、つい最近の経験で実感しました。あるプロジェクトで、周りからの承認や応援を得て、自分でも驚くほどの成果を上げることができました。こうした経験から、「承認」がいかに重要であるかは、心理学的な観点からも説明できます。そしてこれは、資格試験の勉強にも大いに当てはまる話なのです。
マズローの承認欲求とモチベーション
この「承認」の重要性は、心理学者アブラハム・マズローの有名な理論である「マズローの欲求階層説」に基づいて説明することができます。マズローの理論では、人間の欲求は5つの段階に分類され、これがピラミッド型に構造化されています。
- 生理的欲求(食事、睡眠など)
- 安全の欲求(安定した生活や環境)
- 社会的欲求(友人や家族との関係)
- 承認欲求(他者からの評価や認められること)
- 自己実現欲求(自分の可能性を最大限に引き出すこと)
この中で、特に「承認欲求」は、自己実現に向かうための重要なステップです。承認欲求とは、他者から認められることによって、自分が価値ある存在であると感じられる欲求です。この欲求が満たされないと、自分の能力を最大限に発揮できず、やる気も低下します。逆に、承認されることで、自己効力感が高まり、モチベーションが維持・向上しやすくなります。
資格試験の勉強における「承認」の重要性
資格試験、例えば社労士試験などに挑戦している方々にとって、この「承認」は非常に大切です。長期にわたる勉強は、時に孤独で、何度もくじけそうになることがあります。そのような時、周囲の人、例えば講師や家族、友人から「頑張っているね」「少しずつ成果が出てきてるね」といった言葉をもらえると、それが大きな支えになります。
特に、勉強の進捗が思うようにいかない時や、模試の成績が伸び悩む時などは、自分一人ではモチベーションを保つのが難しいと感じることが多いでしょう。その時こそ、周りからの承認が力を発揮します。周りの人があなたの努力を認め、応援してくれることで、もう一度やる気を取り戻すことができるのです。
承認されない環境でもモチベーションを維持する方法
しかし、現実には、必ずしも周囲からの承認を得られる環境にいるとは限りません。家族や友人が忙しかったり、資格試験に対して理解が薄かったりする場合、誰もあなたの努力に気づいてくれないこともあります。そのような場合でも、モチベーションを維持するための方法があります。それは、自分自身で自分を承認することです。
1. 勉強の成果を記録する
自分の努力を「見える化」することが、自分自身を承認するための第一歩です。日々の勉強時間や進捗を、手帳やアプリに記録する習慣をつけましょう。例えば、何時間勉強したか、どの問題集をどれだけ進めたかを具体的に書き出すことで、目に見える成果が蓄積されていきます。
最初は小さな積み重ねでも、日々の努力が一つ一つ形になっていくことで、「自分はこれだけ頑張っている」と自己承認することができます。これにより、モチベーションを高く保つことができるでしょう。
2. 自分にご褒美を設定する
また、自分で目標を設定し、それを達成した時にご褒美を用意するのも効果的です。例えば、「今日1日、集中して3時間勉強したら、お気に入りのカフェでケーキを食べる」といった具体的な報酬を設定します。このように、小さな目標とご褒美を繰り返していくことで、自己承認のサイクルを回していくことができます。
3. 成果を他者に共有する
自分一人で頑張っていると、モチベーションが続かないこともあります。そんな時は、SNSやブログを活用して、勉強の進捗を他者にシェアするのも一つの手です。公開することで、周囲からのフィードバックや応援を受けやすくなり、自然と承認される機会が増えます。特に資格試験に挑戦している人たちが集まるオンラインコミュニティなどでは、お互いに励まし合うことができます。
承認される環境を自ら作る
最終的には、モチベーションを高めるための承認は、外部から得ることが理想ですが、それが難しい場合は、自分自身で承認の機会を作り出すことが重要です。目標を達成し、成果を共有することで、しっかりと自分自身を認めてあげましょう。そうすることで、勉強のやる気を保ちながら、試験に向けて前進することができます。
まとめ
承認されることが、いかにモチベーションに影響を与えるかは、皆さまも経験的に理解いただけると思いま。特に資格試験の勉強では、周囲からの応援や評価が大きな力となります。しかし、必ずしもそのような環境に恵まれない場合もあります。その時は、マズローの理論を参考にして、自分自身で自分を承認し、モチベーションを維持する方法を工夫しましょう。勉強の成果を記録し、目標を設定して、それを達成することで、次のステップへ進む力が湧いてくるはずです。
【参考】社労士試験☆一般常識対策
心理学者アブラハム・マズローの有名な理論である「マズローの欲求階層説」は、労務管理に関連して、出題されてもおかしくない理論です
一般常識対策は後回しになりがち。覚える内容が多いので、早めの着手が合格への近道となります
☆御礼☆
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