JICAの海外研修生に対しての講習会の講師に任命されました
テーマは「海外日系団体の持続可能な組織創り」
初日の参加者からのジョブレポート発表会してきたのですが、
通訳者の方の技術が素晴らしいことに感銘をうけました
研修生である外国人が、ペラペラと母国語で話す・・・
それを記憶し、要点をまとめて、簡潔に日本語で伝えてくれれます
この通訳者が日常的に行っている「内容を理解し、要約して伝える」プロセスは、試験勉強にも非常に役立ちます。
このブログでは、通訳技術がどのようにして資格試験対策に効果的か、詳しく解説していきます。
通訳能力を学習に応用する
外国語から日本語の通訳でなく、試験勉強では、日本語を日本語で通訳者の能力を応用します。
1. 内容の深い理解が求められる
通訳者は、話者が伝えたいことを瞬時に理解し、別の言語に変換しなければなりません。これは、ただ言葉をそのまま訳すだけではなく、文化や話の本質を捉え、重要な情報を抑える必要があるります。この過程で理解力が自然に鍛えられます。
資格試験の勉強は単なる暗記ではなく、内容をしっかりと理解することが求められます。通訳者のように、テキストや参考書の本質を捉えて、自分の言葉で説明する演習をおこないます。これにより、テキストの内容を深く理解する力が身につくのです。
2. 要点を効率的にまとめる技術
通訳者は、長い話や複雑な内容を短い時間で要点だけにまとめる技術が必要です。この「要約力」は、試験勉強においても非常に有効です。大量の情報に圧倒されがちな試験範囲を、効果的にまとめ、重要なポイントを整理する力は、学習生産性を高めます。
例えば、長い章や複雑な理論を、通訳の技術を応用して短いフレーズや図にまとめる(横断整理)と、学んだ内容を効率的に振り返ることができ、理解が深まります。
3. 記憶の定着を促進する
通訳では、短期記憶を活用しながら瞬時に情報を処理する必要があります。通訳の訓練では、この短期記憶を鍛えることで、話された内容を一度頭の中で保持し、正確に再現する技術を磨きます。これは、資格試験の勉強でも同様に役立ちます。
具体的には、学んだ内容を一度頭の中に取り込み、次に自分の言葉で言い換える練習をすることで、知識の定着を図ることができます。さらに、自分の声に出して復習することで、視覚だけでなく聴覚も使って記憶を強化できます。
4. 瞬発的な思考力の向上
通訳者は、常にリアルタイムで判断しながら、適切な言葉を選んで話すため、素早く物事を考える能力が要求されます。この「瞬発的な思考力」は、試験のプレッシャー下での対応力にもつながります。特に、時間制限がある試験では、このような瞬時の判断力が役立ちます。
5. 自信を持って知識を表現する練習
通訳者は、異文化コミュニケーションを精度高く、相手に伝える必要があります。これも、資格試験対策に応用できるポイントです。試験問題に対して、自分の考えや知識を正確に表現することが求められるからです。
通訳の練習を通じて、自分の言葉で知識をしっかりと伝えられるようになることで、試験の回答においても論理的で自信のある答えが書けるようになります。
まとめ
通訳技術を身に付ける方法は、ただの語学力の向上にとどまらず、資格試験の勉強にも大いに役立つ訓練となります。内容の理解力を高め、要点を効率的にまとめ、記憶の定着を促進し、瞬発的な思考力も鍛えられます。また、自分の知識を自信を持って表現する力も養われるため、資格試験での成果を大きく伸ばす助けとなるでしょう。
資格試験対策に新しいアプローチを取り入れたいと考えている方は、ぜひ通訳者の感覚で学習を意識してみてください。
☆御礼☆
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