社労士試験の勉強は、分厚いテキスト10科目、一般常識科目では、白書統計等、テキストに掲載されてない範囲からも出題されます。
社労士試験の効率学習法(理解と暗記)
対策は膨大な範囲を効率的に理解して、覚えることが求められます。
今回は「理解」と「暗記」のバランスの取り方や、それぞれの効果的な方法についてお話しします。
1. 「理解」と「暗記」は車の両輪
社労士試験では、単なる暗記だけでは対応できない複雑な法律や実務知識が多く含まれています。そのため、「理解」してから「暗記」することが重要です。
理解は基礎となり、暗記はその土台の上に知識を積み上げていく役割を果たします。
例えば、労働基準法の「労働時間」の概念を理解していると、
【難問】令和6年の選択式/労働に関する一般常識 空欄【 A 】すら、
推論で正解を導けるようになります
時間、休憩に関する内容で、労基法で定義できない用語を選べるかが勝負の分かれ目でした。労基法の概念を理解していればとける問題だったのです
2. 理解を深めるための3つの方法
① 図解やフローチャートを活用する
法律の規定や手続きを図解することで、全体の流れや関係性を視覚的に捉えることができます。特に年金や保険の手続きは、複雑なのでフローチャートにすることで理解がしやすくなります。
☆図解でわかりやすいテキスト
② 過去問を解いて背景を考える
過去問を解くとき、正解や間違えた理由をその場で確認するだけでなく、「なぜそうなるのか」をしっかり考えましょう。特に、法律の趣旨や目的を考えると、規定の意味がスッと理解できます。
すべてが「✖」の問題集が、あります
どこが間違えているかを、答える問題集で、理解力を高められます
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③ 他人に説明するつもりで学ぶ
誰かに教えるつもりで説明してみると、自分がどれだけ理解できているかを確認できます。口に出して説明できるということは、知識がきちんと整理されている証拠です。
3. 効率的な暗記の方法
理解を土台にしたうえで、効果的に暗記するための方法をご紹介します。
① 短時間の繰り返し学習(3日で復習サイクル)
短時間で集中し、少しずつ繰り返し学習することが重要です。
表にすると下記のようになります。
1つのパートを3日かけて復習します。
上記例ですと、赤色の③は日曜日に1回、月曜日に1回、火曜日に1回復習のサイクルです。
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② 語呂合わせやイメージ記憶
暗記する量が多いので、語呂合わせで視覚的なイメージを使うと覚えやすくなります。
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③ 暗記カード/学習アプリを活用する
暗記カードは、スキマ時間を使って効率的に知識を定着させるのに役立ちます。昔なら、紙のカードですが、いまはスマホ時代。
学習アプリの活用の隙間学習が最強です。
通勤時間や休憩中にパッと見返すことで、隙間なく暗記を進めることができます。
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4. 理解と暗記を組み合わせる学習サイクル
まずは全体像を把握しながら理解を深める、
理解した内容を繰り返し問題で確認する、
暗記が必要な箇所を効率的に覚える。
この流れを意識して学習を進めることで、知識が無理なく定着していきます。
まとめ
昨今の社労士試験は、暗記だけでは合格が難しい試験です。
「理解」を基礎にして、「暗記」を効率的に行うことで、長期的に知識が定着しやすくなります。ぜひ、自分に合った学習法を見つけ、合格に向けて着実に進んでいきましょう!
このように、毎日の学習の中で理解と暗記をうまく組み合わせていくことが、
合格への近道となります。しっかりと計画を立てて進めていきましょう!
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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