年度更新の申告書は大手は電子申請が義務化されてきましたが、
まだ郵送で送付する企業も多いと思います。
昨日に続き、年度更新関係での社労士試験対策です。
社労士試験対策
さて問題です
年度更新の郵送専用の封筒に印刷されている宛先は?
【答え】
以下の写真のとおりです。
「所轄労働局の労働保険特別会計歳入徴収官」
東京の場合は
東京労働局 労働保険特別会計歳入徴収官 行となります。
日本語とは思えない漢字だらけの名称なので、ある意味覚えやすい名称なので、
正答率は高いかと思います。
暗記が苦手な方は、実物の写真を見れば、
労働保険の申告書の専用封筒をイメージして覚えると記憶に定着しやすいと思います。
私は実務ではじめて、年度更新を対応したときに、この封筒にかかれてる
「東京労働局 所轄労働局労働保険特別会計歳入徴収官」をみて、
あの難解な名称の実物を見れて、なんとなく嬉しかったのを覚えてます。
徴収金の徴収事務のまとめ
①申告書の提出
所轄労働局労働保険特別会計歳入徴収官
→徴収の事務、納付書を送る、申告書の受け取り
②労働保険の還付
所轄労働局労働保険特別会計資金前渡官吏
→労働保険料の還付
③労働保険料の納付
所轄労働局労働保険特別会計収入官吏
→お金の取扱い業務、お金を受け取る
実際に申告書を書いてみると、
保険料の還付額の欄や、還付でなく今年度の保険料に充当するかの
選択欄があります。還付の時は資金前渡官吏になるのだなと、シャロ勉を思い出しました。
<手続き書類は暗記の支え>
一般の方は条文、背景も知らず意味がわからずとも、記入するだけですが、
受験生は労働保険申告書の実物や各手続き書類をチェックしてみると
丸暗記してたことが、実務に少しかかわってる内容と理解ができれば、
覚えるのもムダではないなと思えてきます。
下記は実務用で、一番わかりやすい手続きマニュアル本です。
合格後も使えます。知識の整理に確認するのも有効です。
実務経験ない方は2年の実務経験をするか、有料の事務指定講習で諸手続きの書き方は学べます。事務指定講習を受けると2年間の実務経験を得たことになり、
社労士に登録できるようになります。
(2年の実務経験がないと、合格しても社労士に登録できません)
優れた予備校のテキストは参考資料に、試験に役立つ手続き書類のイメージが載ってたりします。
例えばクレアール社のテキストは実践的で使いやすかったです。ご参考まで・・・
試験では、特別会計が略されて、
労働局歳入徴収官
労働局資金前渡官史
労働局収入官史と表示されてます。
他の重要論点まとめ
申告先
所轄都道府県労働局歳入徴収官
経由先(提出先)
金融機関(添付書がない場合のみ)
管轄の労働局
管轄の労働基準監督署
社会保険・労働保険徴収事務センター/年金事務所内(添付書がない場合のみ)
※申告書と添付書類は別の機関に提出可能
※口座振替を利用及び納付金額がない場合は、金融機関への提出はできません
私は労働局、労働基準監督署、電子申請は利用したことがありますが、
金融機関には提出した経験がありません。
今度持ち込んでみようかなと思いました。
【参考】徴収法まとめ
今日はここまで、またあした
☆御礼☆
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