社会保険科目の中盤、そろそろ初学者の方も、国民年金法を勉強される時期だと思います。
国民年金法の勉強方法
苦手にされる方も多いので、勉強法をまとめます。
科目の特徴
公的年金制度は、国民年金と厚生年金保険があります。
公的年金制度:本人の老齢や障害、一家の家計を支える者が死亡により長期にわたって、生活費を得ることができなくなった時に、年金を支給することで、生活を保障するものです。
年金は、年単位で必要な額、必要な期間で支給されます
年金制度の歴史
国民年金制度として昭和34年11月から無拠出制の年金※1が支給
※1無拠出制の年金=保険料を支払わずにもらうことができる年金
所得が一定額以下を条件で、高齢者、障害者配偶者と死別した母子家庭等を対象に
福祉年金が支給されてました
36年4月1日 国民皆年金の達成
保険料を拠出して年金を受ける「拠出制の年金」開始
昭和61年4月1日
国民年金と厚生年金など被用者年金が大改正
基礎年金制度の開始
縦割りに実施※していた年金制度から
※2縦割りの制度:労働者は厚生年金保険へ、自営業者は国民年金に加入等し、それぞれの保険料で運営していた
国民年金を国民全体の年金の土台(基礎)として、
厚生年金や公務員などの共済年金を上乗せ制度になりました。
平成27年10月1日:公務員の共済年金が厚生年金保険に一元化
民間と公務員が共通の厚生年金保険になりました。
学習方法
労働法に比べて、仕組みが複雑で覚える数値も多く難しく感じると思いますが、
システムティックな制度なので細かい点にきにせずに、
最初は全体理解を努めて、一定以上の理解が進めば、
システムティックな分、パターン化されるので点数がとりやすい科目でもあります。
最初のイメージとギャップがありますが
慣れると得意科目になりやすい科目です。
テキストが読みずらい場合
過去問で、どのように出題されているかをチェック
過去の解説を読んでから、テキストに戻ると、テキストが読みやすくなります。
過去問の基礎レベルとして出題されている内容とテキストを対比しながら
勉強をするめると効率的です。
過去問解説は一番、市販書で詳しい、山川社労士予備校の過去問題集がベストです。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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