今日は天皇誕生日ですね
旧称はわかりますか?
天長節(てんちょうせつ)です。
令和2年(2020年)から第126代天皇徳仁様の誕生日である2月23日です。
その前は何月何日だったか覚えてますか?
昭和63年(1988年)まで
昭和天皇様(第124代天皇)の誕生日:4月29日
平成元年(1989年)から平成30年(2018年)まで
明仁様(第125代天皇・現上皇)の誕生日:12月23日
年齢を沢山見ると、社労士試験を思い出します。
生年月日シリーズは、
社会保険科目で頻出ですね。
生年月日で覚えるのが大変と言えば・・・
Ⅰ.特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢
私はこれで覚えてました
【語呂合わせ】
いろいろ西にはサーロイン
イメージは、神戸には、美味しい色々なサーロインステーキ屋さんがある
若い時はいけない、年齢をかさねたら食べられるかな?年金でないから食べられない?
なんてこじつけて、語呂合わせ覚えてました。
(何の語呂だったから、忘れてしまうため、イメージをつけてました)
一般男子の支給開始年齢
キーワード 生年月日(一般男子) 定額部分 報酬比例部分
① いろ 昭和16年4月1日以前 60歳 60歳
② いろ 昭和16年4月2日以後 61歳~64歳 60歳
③ 西 昭和24年4月2日以後 廃止 60歳
④ には 昭和28年4月2日以後 廃止 61歳~64歳
⑤ サーロイン 昭和36年4月2日以後 廃止 廃止
その他の語呂を調べてみると、
【語呂合わせ語呂】
慰労夜に 富士良い 二晩夜に 見る良い
イロウヨニ(昭和16年4月2日)フジヨイ(昭和24年4月1日)
フタバンヨニ(昭和28年4月2日)ミルヨイ(昭和36年4月1日)
【イメージ解釈】
二晩、富士山を見れば疲れが飛ぶイメージ
【ポイント】
①いずれの語呂合わせも規定となる生年月日を覚えます
②年齢の増え方のルールを覚えます
昭和16年4月1日以前 定額も報酬比例も60歳から
昭和16年4月2日以後 定額が2年毎に1歳遅くなります(昭和24年4月1日で終了)
昭和24年4月2日から28年4月1日まで 定額なし、報酬比例が60歳のまま
昭和28年4月2日以後 定額なし、報酬比例が2年毎に1歳遅くなります
(昭和36年4月1日で終了)
昭和36年4月2日以降 特別支給の老齢厚生年金はなし
※4月からは年金もなくなりますね・・・
Ⅱ.昭和の生まれ誕生日から、いまの年齢を計算する公式
最近は事例形式の問題が増えています。
特に年齢を換算する問題は、慣れてないとケアレスミスや時間を浪費してしまいます。
簡単な公式がありますので、覚えておくと便利ですよ
年齢換算の公式
(昭和63年 - 昭和の誕生日の年数)+ 平成30年 + 令和の年数 =年齢
<年齢換算が必要な出題>
【オリジナル答練】国民年金
☆以下の正誤判定をしてください
第3号被保険者である昭和37年8月26日生まれの者は、
令和4年8月25日に第3号被保険者としての被保険者の資格を喪失する。なお、この者は同日に第2号被保険者には該当せず、 かつ年齢要件以外の資格喪失事由には該当しないものとする。
【解法手順】
下記の流れで、答えを導きます。
①問題文を要約
要約:第3号被保険者は令和4年8月25日に喪失
☆ポイント
問題文を初見の段階で重要な部分を要約できる力を訓練してください。
最近は問題文が長文化の傾向にあります。
初読から要約できるようになれば、試験時間が足らないと焦ることもなくなります。
②条件確認
条件:昭和37年8月26日生まれ
③論点抽出
論点:第3号被保険者の年齢による資格喪失条件
=60歳に達した日
=誕生日の前日
④条件と比較
公式で年齢を計算
年齢換算の公式
(昭和63年 - 昭和の誕生日の年数)+ 平成30年 + 令和の年数 =年齢
問題文 (63-37)+ 30 + 4 = 60歳(8月26日時点)
☆8月25日は60歳到達日の前日 = 論点と一致
⑤その他の条件確認
60歳による喪失は第2号被保険者に該当する場合を除く→クリア
☆関連する論点数を、条文毎に覚えて整理するとよいです。
ひっかけ論点にはまらないように、他の条件チェック力を高めると点数が安定しますよ
【正解】
8月25日は60歳到達日の前日 = 論点と一致→○
【参考】解法手順が学べるテキスト
合格者の解法手順を知る方法があります。
TAC無敵の社労士で学べます。
合格者が、どのように論点を見つけて
他の選択肢と相対的に比較して答えを選ぶ流れがわかります。
意外に安心するのは、
合格した人でも、5肢択一から、答えをズバッと一つに絞りこめずに
残り二択で迷いながら総合的に判断して正解している事がわかります。
合格者でも迷う問題が多いとは私は意外でした。
より確からしい答えを見つけられれば良いとなれば、なんとかなると思えてきますね。
最後に・・・
厚生年金は、生年月日が多くでてきて、覚えるのが大変ですが、
生年月日問題をクリアできれば、かなり楽になるはずです。
慣れてくると、得点源になります。
試験の配点も労働科目(労基は満点で6点)にくらべて、
択一で10点ありますので、得意になると点数が安定します。
合格者の多くは年金科目で点数を稼いでいます。
早めの年金対策で強化してください
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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