社労士試験の択一対策の学習方法まとめ
択一式演習は、一門一答形式がスタンダードです。
市販書で評判のTACのツボ問題集も一問一答形式です。
過去問集もほとんどが一問一答形式になっています。
<TACの合格のツボ択一対策>
独学者のほとんどが利用する大手の問題集です。
社労士試験は、正解率が高い問題をとる、多数派になることが合格への近道
多数派が利用している問題集を選びましょう。
一問一答病とは
本試験同様の五肢択一式の問題を解くと点数が伸びないスランプを言います。
答え合わせを一肢毎にみると、なぜ、間違えたかわからない、簡単な選択肢を間違えてしまったりします。
【原因】
一門一答形式の〇か×の2択での正誤判断しかできなくなっているためで、
五肢択一式は相対的に、五肢の中から、正しい選択肢を選ぶ力が求められます。
一門一答形式で正答率が高くなっていれば、
以下のような問題は問題なく解けるはずです。
問題パターンによる正答率
択一式:同じテーマからの出題
以下から正しいのを選べ
△、◇、□が選択肢毎に違っていれば、そこからヒントが見えてきます。
これは一番簡単なパターン。
A:〇〇は△である
B:〇〇は◇である
C:〇〇は□である
選択肢毎に違う部分(△、◇、□)を抽出して、比較すれば、
あきらかに違うところは削除できます。
絞り込んで、相対的に答えを導くことも可能です。
難易度:普通
択一式:抱き合わせ問題
1つの問題で、五種類の別々の論点から出題されるのが、
抱き合わせ問題です。
正解するには5つの論点を思い出す必要があります。
1つ1つ、正確に覚えていないと正誤判断が難しくなります。
1選択肢30秒が目安ですが、5つの論点を考えるため、時間もかかってしまいます。
難易度:高
もし3択(A,C,E)まで絞りこめたとして、
下記の状況ならば、自信をもってE 75%のたしからしさを選べますか?
選択肢A たしからしさ70%
選択肢C たしからしさ65%
選択肢E たしからしさ75%
一問一答ならば、たしからしさ75%でも 当然〇を選択できます。
65%でも、〇を選ぶはずです。そして正解にたどり着きます。
正解の自信が100%の選択肢がないかぎり、迷いが生じてしまい、
こんな簡単な選択肢が答えではない等と裏を読んだりして、間違えてしまいます。
☆一門一答病対策☆
五肢択一式の問題集を使うこと
五肢択一式の演習をする理由
本試験と同様に五肢択一式の問題をといて、相対的に答えを導く力を身に付けます。
副次的なメリット
演習を繰り返していると、答えを覚えてしまっていて、なんとなく〇と答えてしまいがちです。
五肢にあいまいな論点が並んでしまうと、他と比較してしまい選べくなります。
五肢択一式演習によりあいまいな論点が見つかります。
【まとめ】
一門一答でも、五肢択一式でも、正確に論点を理解して覚えることが重要です。
『あいまいな論点は百害あって1点にもなりません』
特にリスタートの方は、早めに五肢択一式の問題集を取り入れると点数アップにつながります。
【参考】五肢択一式の過去問集
過去問で解説が一番詳しいと評判の山川社労士予備校の
五肢択一式バージョンはこちら👇
勝つ! 社労士受験 必ず得点マークで合格ライン過去問題集2022年版 (月刊社労士受験別冊)
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