2021年試験で労働経済白書から、まるっと1ページ抜かれて
助成金問題が出題。超難問となり、選択式の労働一般常識(労一)では、
1点救済となりました。
対策は、予備校の白書講義は直前期となります。
時間の余裕がありません。
今から白書を読むことをオススメします。
すべて読めれば良いのですが、概要版は必読です。
以下からダウンロードできます。
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500ページありますから、読むなら年内から読んだ方が絶対に良いです。
厚生労働白書 令和3年版―新型コロナウイルス感染症と社会保障
白書簡単にまとめ
令和3年版の労働経済白書
2019年~2020年のデータ
第一章:新型コロナウイルス感染症の感染拡大による雇用への影響等
労働力の状況
2019年まで雇用数は増加
非労働力人口(家事や通学、高齢で労働市場に算入してない人)は減少していた
2020年4月 緊急事態宣言が発出
就業者・雇用者が約100万人減少
その後緩やかに回復するも2020年の年末時点では元の水準に戻らず
非労働力人口は4月に約100万人増加、その緩やかに減少
その後緩やかに回復するも2020年、年内に元の水準に戻る
完全失業者(仕事を探しているけど仕事につけない方)
完全失業者の労働力人口に対する割合
完全失業者数・完全失業率(2.2→10月3.1%)ともに緩やかに増加
休業者の推移
4月に前年の420万人増
その後減少し8月以降は横ばいで推移
感染拡大下の
就業者・雇用者は大きく減少
完全失業者は大幅に増加していない
非労働力人口・休業者が一時的に増加
労働時間や賃金の状況
労働時間について
労働投入量(一人当たりの労働時間×雇用者数)
=すべての労働者の労働時間の合計を表す数値
2020年5月に労働時間が大きく減少
(2009年リーマンショックに比べても大きく減少)
総雇用者所得の動き
総雇用者所得(一人当たりの賃金×雇用者数)
=すべての雇用者の賃金の合計
2020年5月に大きく減少
(2009年リーマンショックに比べて下げ幅は小さい)
【重要】リーマンショックの時と比較
労働時間は大きく減少したが、賃金の下げ幅は小さかった
これは各企業の雇用や賃金を維持する努力
政策にとる下支えの効果があったと推察される
⇒雇用調整助成金等
雇用調整助成金等による完全失業率抑制効果
2020年4月~10月
完全失業率平均2.9%
雇用調整助成金等による抑制効果=2.6%ポイント程度抑制
社労士試験の白書対策
白書の数値をおおよそで覚える
特に前年と変化があった数値は重要
用語の定義をしっかり理解して覚える
第一章では
・非労働力人口
・完全失業者
・労働投入量
・総雇用者所得
赤字の2つは、受験当時のテキストでみた記憶がなかった用語
計算式もあるので、試験対策としては要チェックです。
・雇用調整助成金 等
用語があいまいな方は、テキストの精読してみてください。
社労士試験は白書以外、インプットの正確さが、
試験の点数に大きく反映されます。
いまの時期はインプットを丁寧に取り組まれることをオススメします。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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