【NEW】令和5年の救済予想はこちら👇
社労士試験の救済条件のおさらい。
<科目毎の合格基準点の補正>
選択式では1科目3点以上(5点満点)が科目単位の合格基準点
それが下がる場合の条件が下記となります。
2点救済
2点以下50%以上、
1点以下30%以上
1点救済
1点以下50%以上、
0点以下30%以上
詳細は👇にまとめてます。
救済の特例発動
この条件では、
令和3年の社労士試験では
労一を1点救済にすると7割超えてしまいます。
国年も同様に7割を超えてしまします。
本来の救済基準の場合
労一:2点のみとなるはずでした。
これならば各予備校の予想も的中でした。
平均点1.5からしても、
令和元年に社一で、平均点1.6がありましたが、
救済は2点とまり。
やはり、1点にすべき理由は不明確なままです。
今回は初めて特例が発動されました。
平成28年以降に合格基準点、救済について明確に方法が公開されて、
はじめての出来事です。
過去の1点救済、予備校の予想考察は👇
厚労省の資料を精読してみると
【科目最低点の補正】
各科目の合格基準点以上の受験者の占める割合が5割に満たない場合は、
合格基準点を引き下げて補正する
ただし、次の場合は、試験の水準維持を考慮し、原則として引き下げを行わないこととする。
ⅰ)引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合
ⅱ)引き下げ補正した合格基準点が、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合
要約すると
5割条件は必須条件
7割以上になるルールは、原則である。
原則ならば例外もあると読めるわけです。
大手予備校の説明でも、
7割条件はセットのように解説されてました。
実は、「原則」だったのです。
精読の難しさを身をもってしりましたね。
今年の労一、国年は、5割条件だけで、救済されてます。
2937名が掲載された官報
今年はいつも以上に想いがこもった、分厚く重い官報になりましたね。
同時に247号は社労士登録の方の氏名も掲載されてます。
【特例救済の謎】
国が決めた厳格な原則に従わず、特例発動したのか?
社労士登録者1000名基準の噂
合格率を社労士の登録者数にあわせて調整している噂がありました。
この検証は下記👇
合格者の推移からみる救済理由
2018年合格者:2,413名
2019年合格者:2,525名
2020年合格者:2,237名
2021年合格者:2,937名
昨年から700名の増加です。
2018年頃からの合格者数は、
2500名前後になっています。
2020年は、予想の水準からは約300名足らない状況
2021年を原則通りの救済にすると、
今年も確実に2500名水準を下回る。
それも、かなり減る人数になったはずです。
そこで、労一を1点救済にする
それでも足らないので、国年2点救済にしたのでは?と予想してます。
昨年のマイナス分300名相当を除くと、
約2600名の合格者数となり。
2年あわせれば、2500名水準に揃えられた計算になります。
2022年本試験の心配点(令和4年試験)
過去10年で最高の合格率だった年の
翌年が、過去最低の合格率となっています。
2014年9.3%
2015年2.6%(過去最低)
この法則がなりたつと、
来年は合格率が下がる可能性はあります。
安心してください。
合格率2.6%の年までは、合格基準はブラックボックスで、
どのように調整されていたか不明でした。
「合格基準点を公開せよ」と裁判まで行われました。
基準を明確になった以降は、
2016年は4.4%の合格率
2017年は6.8%の合格率
となってます。
ただ、2年連続で、特例発動は厳しいと思います。
2500名ルールがあるならば、人数調整はできましたから・・・
来年は、原則での救済になると思います。
2点救済
2点以下50%以上、
1点以下30%以上
2021年の本試験は、多くの受験生に幸が訪れた年となりました。
試験が簡単だったわけではありません。
例年と同等の水準に調整されただけなので、
合格された方は、実力があった方々のみ
次は社労士に登録されて、ご活躍を祈念しております。
合格の余韻に浸りながら、
社労士業のすべてがわかる大御所社労士が解説する本を読まれてはどうでしょうか?
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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