労働基準法の問1に関する法則
社労士試験の過去問を分析してたら、世紀の大発見?
択一式1科目の労働基準法の問1に、答えに法則がありました。
問1はAばかり!?
約7割の答えが「A」になっています。(過去7年を調査)
5連続「A」の年もありました。
試験員の狙いだったら、いやらしいですよね
いきなり、5肢択一式で、Aが答えだなんて、思いませんよね。
人の心理をついた出題だと思いました。
さらに、一発目の問題が、難しい年が多いのも特徴です。
試験開始直後に、受験生の出鼻を挫く作戦なのでしょうか・・・
過去問で検証
労働基準法☆問1をチェックします。
実際の問題を確認してみましょう
皆さま過去問学習済みかとは思いますが、
答えわかりますか?
令和元年 平均賃金から出題
社労士になれば必須な知識、平均賃金の計算なので、基礎論点ではありますが、
問題として、計算過程で正誤判断させるパターンは、過去問にないため、
難易度があがりました。
【次に示す条件で賃金を支払われてきた労働者について7月20日に、労働基準法第12条に定める平均賃金を算定すべき事由が発生した場合、その平均賃金の計算に関する記述として、正しいものを選べ
【条件】
賃金の構成:基本給、通勤手当、職務手当及び時間外手当
賃金の締切日:基本給、通勤手当及び職務手当については、毎月25日
時間外手当については、毎月15日
賃金の支払日:賃金締切日の月末】
A:3月26日から6月25日までを計算期間とする基本給、通勤手当及び職務手当の総額をその期間の暦日数92で除した金額と4月16日から7月15日までを計算期間とする時間外手当の総額をその期間の暦日数91で除した金額を加えた金額が平均賃金になる。
B:4月、5月及び6月に支払われた賃金の総額をその計算期間の暦日数92で除した金額が平均賃金になる。
C:3月26日から6月25日までを計算期間とする基本給及び職務手当の総額をその期間の暦日数92で除した金額と4月16日から7月15日までを計算期間とする時間外手当の総額をその期間の暦日数91で除した金額を加えた金額が平均賃金になる。
D:通勤手当を除いて、4月、5月及び6月に支払われた賃金の総額をその計算期間の暦日数92で除した金額が平均賃金になる。
E:時間外手当を除いて、4月、5月及び6月に支払われた賃金の総額をその計算期間の暦日数92で除した金額が平均賃金になる
そして、答えは
法則通り Aです。
問1の正解傾向
令和2年:✖(A以外)
令和元年:A
30年 :✖(A以外)
29年 :A
28年 :A
27年 :A
26年 :A
令和3年8月22日本試験予測
過去より今年がどうなるかが、最大の関心事項ですよね。
難問で答えに迷ったときのために、大胆予想してみます。
直近のA出現パターン
A→✖→A→ ✖→?
交互にAとなてます。
令和3年本試験の答え
A→✖→A→ ✖→ A?かもしれません。
労働基準法の裏技
①問1は難しい可能性があるので後回し
②確実な問題で正解を確保してから、問1をチェック
③答えがわからなかったら Aにかけてみる?(自己責任でお願いします)
科目内で問題を解く順番の考察まとめ
問1~10まで最初から順番に解くルールはありません。
固定概念を捨てて、点数をとるべき問題を見極めて、
効率的に点数をゲットしてください。
択一は7点確保すれば一安心です。
問題を優先的に解く順番(同一科目内)
詳細な方法は下記に掲載してます。
【参考】満点を狙わない7点作戦について
過去問の分析でヤマ当て
直前期は、演習量が増えてきます。
自然と過去問の傾向に気づくこともあります。
身体で覚えた傾向から対策、ヤマを張るのも、超直前期になったらありですよ
例えば、
一般常識の傾向
一般常識の白書は、1年前に使われた統計は、翌年は出題されてません。
昨年の出題された白書は、今年はスルー。
その他の白書を優先的に覚えるでも良いと思います。
直前期は時間がありません、効率重視でいきましょう
☆御礼☆
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