オリンピック選手なら金メダルを目指します。
勝負の世界は2位を目標にしてはダメなのです。
- オリンピックと資格試験の違い
- 模試を受けてみて、わかったこと
- 必殺技『全集中の呼吸』を使うタイミング
- 社労士試験なら
- もし選択肢に迷ったら、あなたならどうする?
- 【まとめ】
- 【参考】本試験での問題を解く順番テクニックについて👇
オリンピックと資格試験の違い
社労士試験は社会人のオリンピックとも例えられます。
資格試験も1年の時をかけた大勝負ですが、
合格するためには、金メダル(満点)を目指さないことです。
優勝でなく入賞すれば良い感覚です。
模試を受けてみて、わかったこと
・時間が足らなかった
・最後の科目に集中できなかった
・長文問題、個数問題が苦手(=難しい問題)
こんなことありませんでしたか?
満点を狙って、すべての問題に全集中してしまうと、
時間と体力を浪費するばかりです。
必殺技『全集中の呼吸』を使うタイミング
必殺技は、ここぞの時に使うものですよね。
トライアスロンのような長丁場の試験では、
問題を解くペース配分を合格基準点、難易度にあわせます。
社労士試験なら
①択一式試験
1科目10点満点×7科目=70点満点
昨年の合格基準点 44点
約7割の合計点で合格できます。
1科目7点とした場合、
7点×7科目=49点もとれます。
余裕で合格ですね。
7点満点と思うことで、時間的に余裕がでて、心理的にも落ち着けます。
1科目3点は捨てて良いのですから、難しいと思ったら気楽にパスします。
7点確保したら、次の科目に進みましょう。
全科目をやりおえたら、飛ばした問題を解く方法もあります。
最初の科目に戻ってから、残りの問題を解くとマークミスしそうならば、
7点を確保するまでは、その科目に全集中します。
目標の7点満点が見えたら、時間がかかりそうな問題や迷う問題は、
仮の答えを決めて、次の問題へすすみましょう。
7点満点思考のメリット
社労士試験では、
最後の科目『国民年金の問9、問10』が、
長文問題で難しいことが多いです。
問1~8までで7点確保できてれば、9、10は華麗にスルーも可能です。
そう思ったら、国年の苦手意識もなくなりませんか?
②選択式試験
1科目の基準点が3点です。
時間に余裕がある選択式は、基準点割れを防ぐことこそが合格の必勝法です。
選択式は1科目3点満点と思いましょう
3点を確保できたら、選択式は残りの問題を華麗にスルー
次の科目で3点確保に全集中します。
選択式で、すべて3点の基準点を超えらる人で、
合計点で落ちる人はいないので心配無用です(尊敬している山川講師談)
必ず時間はあまります。
余った時間を、2点か3点の瀬戸際の問題に集中します。
科目毎の難易度格差が激しいのも選択式の特徴です。
3点をキープしたら、合計点稼ぎで簡単な問題をおさえます。
実際にはパスせずとも、そのまま4点、5点目を軽くとれてしまう科目もあります。
繰り返しになりますが、
2点、3点になりそうな基準点ラインの問題を、残り時間で徹底的に考えます。
もし選択肢に迷ったら、あなたならどうする?
①みんなが選びそうな、選択肢
②これって、もしかして・・なんか気になる選択肢(私だけが当てられそう)
深読みして、②を選びそうですが、
多数派が勝つ採点の仕組みです。
みんなが選んで、多数派が間違えたならば、
結果的に基準点が下がる可能性はあります。
逆に自分だけ、当てるつもりで外すと、
基準点は下がらないので致命的になりえます。
※自分だけ当てても、皆が外してれば、基準点は下がってしまいます。
選択式難問対策は華麗にスルーすること
難問はスルーします。皆がとれる問題を必ずとるが必勝法
令和元年の社一では全受験生の約3万7千人中、
5点満点が9人しかいなかったような難問でした。(基準点2に下がりました)
こな時は、皆が当てられる2点を探して獲得することが最優先になります。
本当に迷った問題は、裏をかかず、深読みもせずに、
シンプルに選ぶと吉報になる可能性が高いですよ。
【まとめ】
合格=知識×発揮率
知識も実力があっても、落とすための試験の仕組みを理解せずに挑むと、
戦略なしで実力を発揮できなかったら、残念な結果がまっています。
①知識100 → 本番での発揮率 60%
②知識70 → 本番での発揮率 100%
本試験では、発揮率によっては
実力者の①より②が合格できてしまう試験なのです。
メンタルコントロールによっては、発揮率が120%になることもあります。
ビギナーズラックで勘が冴えて受かってしまうパターンが、そのパターンの1つです。
知識をフルに発揮できるためにも、時間配分、解答順番等を、
自分にあった戦略、戦術を調整すれば、より合格が確実なものになるはずです。
成し遂げましょう!
【参考】本試験での問題を解く順番テクニックについて👇
☆御礼☆
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