本屋さんで、思わずタイトルが目に飛び込んで衝動買いした独立・転職支援本の一種です。
マイナーと言わる『社労士資格』と『世代年齢』で親近感をもったのだと思います。
購入価値があるかどうかの判断に、ブックレビューしてみますね
タイトルは、『おじさん』と限定してますが、
男女平等、ジェンダー教育的には、
『あじさん』&『おばさん』も稼いでいく。が正しいタイトルかな・・
著者の体験談だから、『おじさん』としたのでしょうけど・・著者は社労士なんだから、
タイトルは配慮があってもよかったかも(余談でしたね)
【地味な資格の定義】
一般の知名度が低いけど稼げている資格
※下記に候補は記載してます
<著者からの『おばさん、おじさん』への問いかけ>
いまの会社でいつまで働き続けられますか?
・定年まで会社にいられるか分からない
・このままの働き方で定年を迎えたくない
・最近、仕事にやりがいを感じない
中堅世代の悩みや焦りに答える内容になっています。
地味な資格をとって、人生挽回する方法を指南してくれます。
本書が良いのは、
出世するような人、元々才能がある人の独立開業本とは違い、
冴えないおじさんの体験とノウハウなので、トライしてみようかなと思えてくる点ですね。
第1章
おじさんを救う、たったひとつの方法
第2章
知っておきたい資格のリアル
第3章
合格に継続な、「継続力」を手に入れる
第4章
実力を超えた、「底力」を手に入れる
第5章
自分を変える、「行動力を手に入れる」
第6章
誰にもひるまない「営業力を手に入れる」
第7章
自分らしくいきるための「生きる力」を手に入れる
第1章
おじさんを救う、たったひとつの方法
中年世代の悲しい会社内の立ち位置について書かれてます。
ここは言われるまでもない話なのですが、あらためて読むと、ほんと不安になります。
①20年間退職金が1000万円減った話(就労条件総合調査)
これからは退職金でマイホームの一括返済が難しい・・・等々
②AIによる失業リスク
③意図せぬパワハラ・セクハラへの恐怖
世代ギャップを指摘してます。昭和世代では普通だったことが、いまでは禁止されてます。
頭ではわかってても、良きせぬところで、ハラスメントに該当してしまうことありませんか?
④コロナによる人員整理
不利な状況ばかりですが、さらに管理職でない方は、出世も厳しいし、転職も厳しいとのこと
転職の面接官
「あなたは何ができますか?」
転職希望者:「部長ができます」
と笑えない話があります。
手に職が求められる時代に、肩書では仕事ができないと思ってましたが、
管理職のマネージメントは、 中小企業は管理職候補不足でニーズはあるようです。
自分がなれないのは、「運がない」「営業ならあいつよりできるのに・・・」等々
それでも転職市場、サラリーマンゲームとしては、まだまだ役職に価値があるのも事実。
自分のいまの立ち位置を受け入れるところから第一歩がはじまります。
人生100年時代 前半が負け組でも、まだまだ後半戦があります
後半戦で逆転する具体策が、地味な資格を取って稼ぐなのです。
が該当してます
なぜ、地味な資格が良いのか?
理由は3つ
❶働きながら取得できる
❷法人相手で安定する
❸食っていける
❶働きながら取得できる
これは同感ですね。私も激務でしたが、仕事をこなしながら、社会保険労務士を1年半程度で合格できました。
税理士以上の資格は、勉強時間がかなり必要になります。
コストパフォーマンスが良い資格は1年で合格できて独占業務がある資格がオススメです。
❷法人相手で安定する
知名度が低いのは、個人相手がメインの商売でないからとのこと
法人相手は、定期的な取引ができるので、安定する
さらに、いままでの仕事の経験も生かせるので、チャンスがある
資格と実務経験を組み合わせられる資格を目指すと良い
❸食っていける
「最近は弁護士ですら、食べていけないのに、いまさら資格なんて無駄」
これに対しての反論は、
資格をもっている人の年収が、同じ仕事でも差がある事を引き合いにださてました
介護職 無資格者 平均月収 19万円6432円
介護支援専門員 平均月収 27万円4471円
と8万年の差があります。
起業は会社設立のコストが高い
カフェ開店なら1千万は必要、士業ならば自宅開業でコストは抑えられ、準備する開業資金は少なく済みます。
投資と比べても、投資は、不確実。自分でコントロールできない要素が大きすぎますね
第一章で、100年時代を生き残る一発逆転として、地味な資格が必要なことが、理解できて、やってみようと思える内容がつづられてます。
第2章以降は、資格のリアルなマーケットの実態、中高年に特化した勉強方法、営業方法と具体的な内容へ進みます。
興味持たれたからは、続きは本屋さんでチェックしてみてください。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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