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毎日シャロ勉の一般常識を意識してますか?☆有効求人倍率45年ぶりの下げ幅☆社労士試験勉強法╱労働に関する一般常識(労一)

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昨日のニュースで社労士試験の一般常識で狙われそうなテーマと言えば?

『有効求人倍率!』とピンときた方は感度良好です。
「なんのこと?」と思った方は、一般常識対策は黄色信号です。

【一般常識対策のコツ】
直前期に統計数値を詰め込みされる方が多いですが、日常の生活から、意識してニュース等々をチェックする事が重要です。

不思議な事に、合格後の方が自然とニュースが耳や目に飛び込んできます。

お客様との会話でも、時事ネタは重要なので、無理矢理に暗記してた頃とは関心度合いが違うのかもしれません。
興味があるだけに記憶にも長く残ってる気がします。


【RAS効果】
このように意識した物が目立つようになる現象があります。
脳科学的に言えばRAS※1が、
脳の選別フィルター機能として働いた事に起因します。

※1 RAS(Reticular Activating System)=網様体賦活系(もうようたいふかつけい)で、脳の真ん中の視床下部の上にある脳梁,脳幹にあるものです。

受験勉強当時と比べたら、毎日大量のテキストを覚えたりする事もないので、単に脳が暇してるから、記憶に残ってるだけかもしれませんね…


【質問】
それではあらためて質問です。
昨年の有効求人倍率はどうなりましたか?
答えは↓


<答え>
0・42ポイント低下…45年ぶりの下げ幅です。


お答えできた方は、受験生としては及第点かと思います。



【狙われる論点整理】
このニュースをきっかけに、
以下の論点整理をされた方は、常識対策の上級者です。

◇論点1.有効求人倍率と新規求人倍率の違いをチェック
◆論点2.最低、最高の年をチェック


~~~~~~~~~~~~~~~~
それでは簡単にまとめますね。

◇論点1.有効求人倍率と新規求人倍率の違い

計算式を先に見ると、数学嫌いの方も多いので、まずは概念から理解します。

❶統計の基準になる期間が違います
・新規求人倍率は『当月』が基準
・有効求人倍率は『有効期限内(2か月間)』が基準

❷把握できる傾向
・新規求人倍率は、当月のみの比較で、より直近の景気や雇用状態を把握

・有効求人倍率は
先月から既に求人を掲載している企業と、求職活動をしている人の動向を知ることができるため、景気と一致して動く特徴があります。

それでは数式で比較します。

☆新規求人倍率
→「求職者1人あたりに対して、どれくらいの求人があるか」を示す割合


新規求人倍率=A新規求人数÷B新規求職者数


新規求人倍率はハローワークへ届けた下記の数値が元になります。

A.新規求人数:当月新たに受け付けた求人数

B.新規求職者数:当月新たに受け付けた求職者数




★有効求人倍率は、

有効求人倍率=C月間有効求人数÷D月間有効求職者数


C月間有効求人数:前月から繰り越された求人数に、新規求職者数を足したもの

D月間有効求職者数:前月から繰り越された求職者数に、新規求職者数を足したもの



【発展学習☆景気動向指数】

求人倍率と関連している「景気動向指数」も要チェックです。
景気動向指数とは、景気の状況を把握する経済指標のことです。


景気動向指数は以下の三種類があります。

先行指数:景気の動きを先読みする指数(新規求人倍率など)
一致指数:景気の現状を示す指数(有効求人倍率など)
遅行指数:景気に遅れて動く指数(完全失業率など)



◆論点2.最低の有効求人倍率をチェック
統計問題は、大抵、最高値か最低値を問題にしてきます。


オイルショックの影響
1975年 0.59ポイント低下

コロナの影響で45年降りの下げ幅
2020年の平均有効求人倍率1.18倍
0.42ポイントの低下

最高は1973年に1.76倍です。


希に二番目を問う難問もありましたね。


【過去問に挑戦】

外国の労働者が二番目に多い国は?
下記が当時の選択式問題文です。

平成28年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(厚生労働省)」をみると、国籍別に最も多い外国人労働者は中国であり、【 E 】、フィリピンがそれに続いている。


→答えは下段に記載



【さらに過去問に挑戦】

日本社会において、労働環境に大きな影響を与える問題の一つに少子高齢化がある。

厚生労働省の「人口動態統計」をみると、日本の合計特殊出生率は、2005年に【 A 】に低下し、第二次世界大戦後最低の水準になった。2015年の合計特殊出生率を都道府県別にみると、最も低いのは【 B 】であり、最も高いのは沖縄県になっている。

【 A 】の候補
1.16
1.26
1.36
1.46

【 B 】の候補
東京
大阪
北海道
鳥取



→答えは下段に記載


#社労士試験


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解答 E:ベトナム


解答 A:1.26  B:東京都
私は鳥取県と推理して見事に外しました。
皆さんはどのように、答えを導きましたか?

なぜ鳥取県としてしまったかですが、
鳥取県が一番人口が少ないと記憶があったためです。

他の間違えた推理は、東京、大阪は人口が多いから、出会いもあるので子供が少ないわけない…
南国の沖縄が最高なら、逆に北海道?とされた方もいましたね。

ちゃんと統計の背景を日常生活からニュースでチェックしてたら、即答できた問題です。
私の母は、見事に正解してました。
『都会は親が面倒みてくれない、保育園も足らないから、子育てに優しい環境でないから、少なくなるのでは…』と正しい推論をしてました。
シャロ勉してない方が深読みせず、常識科目は当たりがちです。

統計数値を考えれば、割合、率なんですよね、人口の多さは関係ないことが、過去問やってて気づけませんでした。

面白い推論された方もいました。
田舎は都会に比べて楽しみがない。家庭で楽しむ機会が増えるステイホームになるから、子供も自然に増えると考えたそうです。

【本日のまとめ】
今からでも間に合います。
日常から一般常識ネタにはアンテナ高くしてみてください。
その情報で運命の分かれ目になるかもしれませんよ…


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