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社労士試験対策☆E判定でも合格できた勉強法(シャロ勉)&社労士開業奮闘記

難問の選択式から合格者思考を学ぶ(社労士試験☆一般常識対策)

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今日は鏡開きです。お餅食べましたか?

「開く」は、末広がりで縁起も良く、お正月にぴったりの言葉ですね。


由来は、お正月に年神様(としがみさま)が滞在していた「依り代(よりしろ=居場所)」であるお餅を食べることで、霊力を分けてもらい、1年の良運を願う行事です。

※餅割りとは、割るが切腹イメージで悪い言葉で使わないそうです。


≪労一対策には鏡開き≫
まさに運ゲーとも言われる、難問奇問の対策に、良運対策として『鏡開き』は大切ですね、私も皆様の合格を願ってます。


選択式の難問奇問対策は、読解力、推理力で対処できると言われますが、本当でしょうか?

≪本日のテーマ≫
正解にたどり着く過程「合格者の思考」をシミュレーションしてみますね。

昨日ドラマに学ぶ『逃げ恥』で選択式 労一を取り上げ解説してますが、本日はより具体的にお伝えします。
👇️下記はドラマに学ぶ(選択式、白書対策)

goukakuget.hatenadiary.com



【選択式対策のコツ】
① 選択肢の語群を見ずに答えを考える
② 20の選択肢語群を5つのグループ分けする(4つづが理想)
③ わかる空欄から先にやる(残っている選択肢の候補を減らすため)



<<なぜ選択式が難しいか?>>
各科目5問中3点以上をキープが必要
3問間違えると、他の科目で5点満点でも、足切りで不合格となります。


≪令和2年の選択式☆基準点は?≫
労一以外に、社一、健康保険が、標準の基準点3点から2点へ補正されてます。
特に、労働に関する一般常識(労一)が難問でした。

普通は、統計数値を答えさせる場合が多く、皆様は対策をしてきたと思います。
予想に反して、5問すべて統計名称をあてる問題のため難問化しました。




<<<難問の労一に挑戦!>>>

《令和2年選択式☆労一》

我が国の労働の実態を知る上で、政府が発表している統計が有用である。年齢階級別の離職率を知るには【 A 】
年次有給休暇の取得率を知るには 【 B 】
男性の育児休業取得率を知るには【 C 】
【 D 】 と【 E 】 は世帯及びその世帯員を対象として実施される調査であり、毎月勤労統計調査は事業所を対象として実施される調査である。【 D 】 は毎月実施されており、就業状態については、15 歳以上人口について、毎月の末日に終わる 1 週間(ただし、12 月は 20 日から 26 日までの 1 週間)の状態を調査している。 【 E 】 は、国民の就業の状態を調べるために、昭和 57 年以降は 5 年ごとに実施されており、有業者については、 1 週間当たりの就業時間が調査項目に含まれている。

<選択肢群>
①家計消費状況調査
②家計調査
③経済センサス
④国勢調査
⑤国民生活基礎調査
⑥雇用均等基本調査
⑦雇用動向調査   
⑧社会生活基本調査
⑨就業構造基本調査
⑩就労条件総合調査
⑪職業紹介事業報告
⑫女性活躍推進法
⑬賃金構造基本統計調査
⑭賃金事情等総合調査
⑮有期労働契約に関する実態調査
⑯労働基準監督年報
⑰労働経済動向調査
⑱労働経済分析レポート
⑲労働保険の徴収適用状況
⑳労働力調査



☆☆合格者の思考シミュレーション☆☆

ステップ1
5つのグループわけをします。

この問題は、簡単に4つづに区分けができませんでした。
多少、無理がありますが、近いと思うものでくくります。

※4つづにできなければ、その他グループにまとめる。または近そうなグループに入れて印をつけていれておく。(下記では⚫️)

ステップ2
あきらかに、社一労一に関係ない、見たことない統計は×マークで消去

ステップ3
問題に関係ない選択肢は、△マークで消去

ステップ4
空欄毎に、論点をまとめます。

ステップ5
選択肢を文章から類推します。



≪それではやってみましょう!≫

ステップ1グループわけの実践

☆家計の影響しそうなもの

①家計消費状況調査 ×
②家計調査 ×
③経済センサス ×

⑦雇用動向調査 〇
 →雇用されるかどうかも、家計に影響される??


☆賃金=働く条件グループ?
⑩就労条件総合調査 〇
⑬賃金構造基本統計調査
⑭賃金事情等総合調査

④⚫️国民生活基礎調査 ×
→働く基礎は賃金??


☆労働経済関連の動向グループ

⑱労働経済分析レポート
⑰労働経済動向調査

④⚫️国政調査

⑳労働力調査 〇


☆働く環境グループ
⑮有期労働契約に関する実態調査
⑯労働基準監督年報 △
⑨就業構造基本調査 〇

⑲⚫️労働保険の徴収適用状況 △


☆社会課題の情勢グループ
⑥雇用均等基本調査 〇
⑫女性活躍推進法
⑪職業紹介事業報告 △

⑧⚫️社会生活基本調査 ×


5か月ぶりに、挑戦してみましたが、
王道のテクニックですが、実際にやってみると、
グループ分けをすることが、似てる名前の名称が多いので、かなり難しいですね。
かなり迷いました。

この問題は、グループ分けにこだわると、かえって時間ばかりかかり失敗するかもしれません。


ステップ4の論点のまとめ
【 A 】離職率に関する統計
【 B 】年次有給休暇の取得率
【 C 】男性の育児休業取得率
【 D 】 『毎月実施』労働時間の実態調査、世帯を対象
【 E 】 『5年ごと』労働時間の実態調査、世帯を対象


ステップ5の類推を実践
【 A 】は、離職に関してなので、
雇用の動向と類推
迷う候補して、「就業」「就労」がありますが、働いている表現なので、削除します。
⑦雇用動向調査を選択


【 B 】は年休なので、逆に働いている事になるので、
「就業」「就労」が怪しいとなります。
年金は有給なので、賃金グループの中から、
⑩就労条件総合調査を選択

【 C 】男性の育児休業取得率
男女の平等関するテーマ、雇用均等法?関連かと類推
⑥雇用均等基本調査を選択

パートタイム労働法の窓口として労働局「雇用均等室」があること知ってから、正解できた人もいました。


【 D 】 『毎月実施』を過去問でやって知っていたらチャンスあり
平成28年、16年の選択式で出題されています。
⑳労働力調査を選択


【 E 】 『5年ごと』と就業時間にかかわることなので、
⑨就業構造基本調査を選択

☆☆☆☆☆
<<選択式テクニック>>

【 D 】【 E 】毎月か5年で迷った場合

両方の空欄に、同じ答えをいれる最終テクニックがあります。
2点が確実ならば、あと1点とれば基準点OKです。
D、Eを個別に答えて、運悪く2点失うよりは、1点を確実にとる戦略です。

確実に1点しかとれない超難問の時に、
救済2点になると予想して、あとは、すべて同じにマークした、つわものもいます。

【選択式対策のオススメ問題集】

1位:自分のテキスト
条文に赤マークと暗記シートで、精読しながら毎日選択式の勉強を意識する


2位:大原のトレーニング問題集 一般常識
科目別なので、持ち運びがしやすい
苦手科目のみ購入できる


3位:TACツボ 選択式
一冊に全科目あるので、いつでも全科目をチェックしたい方(横断学習向き)



【今日の過去問】

成人式にちなんで、

20歳前の傷病による障害基礎年金の過去問です。


◯国民年金 平成17年 問9 肢C

20歳前の第2号被保険者期間中に初診日のある障害基礎年金は、受給者の前年の所得が一定の額を超えるときは、その年の8月から翌年7月までその支給を停止される。



答えと解説は下段に記載します。



☆御礼☆

最後までお読み頂きありがとうございます。



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過去問の答え:✕



解説

ひっかけ問題でした

このケースは本来の障害基礎年金であり、所得により支給停止されません。



20歳前の第2号被保険者期間中に初診日のある障害基礎年金は、本来の障害基礎年金であり、20歳前障害による障害基礎年金ではありません。

したがって、20歳前障害による障害基礎年金に独自の支給停止事由は適用されません。



【復習ポイント】

20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限等は、狙われるポイントです。

厚労省サイトがわかりやすいので、参照してください。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20200805.html

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