本日は社会試験でも、計算問題が増えてます。
その中で基本問題の年齢換算についてまとてます。
余談ですが…
SNSで話題の年齢計算より、応用パターンです。
【問題】2020年から今の年齢を引くと、世界中の全ての人が、.生まれた年になる。
○か✕か?
昨日の私の解説を読まれた方は、
もうひっかかりませんね?
答えは、当然✕です。
「えっ?生まれた年になった!?」
と言われてる方は、下記の解説を読んでください。
キーワード論点は『全ての』です。
goukakuget.hatenadiary.com
数学?数字は奥が深いですね
文章と数字のトリックのネタはここまで…
<本題です>
どのように、合格者が、問題文を読み込み、理解しているかを説明します。
合格レベルになると、初見で問題文を速読した時に論点を見つけられます。
社労士受験のゾーンに入ると論点や、ひっかけポイントが浮かび上がる感覚になります。
【復習】
昭和の生まれ誕生日から、いま年齢を計算する公式
年齢換算の公式
(昭和63年 - 昭和の誕生日の年数)+ 平成30年 + 令和の年数 =年齢
<年齢換算が必要な出題>
【オリジナル答練】国民年金
第3号被保険者である昭和38年8月26日生まれの者は、 令和5年8月25日に第3号被保険者としての被保険者の資格を喪失する。なお、この者は同日に第2号被保険者には該当せず、 かつ年齢要件以外の資格喪失事由には該当しないものとする。
【解法手順】
下記の流れで、答えを導きます。
①問題文を要約
要約:第3号被保険者は令和5年8月25日に喪失
☆ポイント
問題文を初見の段階で重要な部分を要約できる力を訓練してください。
最近は問題文が長文化の傾向にあります。
初読から要約できるようになれば、試験時間が足らないと焦ることもなくなります。
②条件確認
条件:昭和38年8月26日生まれ
③論点抽出
論点:第3号被保険者の年齢による資格喪失条件
=60歳に達した日
=誕生日の前日
④条件と比較
公式で年齢を計算
年齢換算の公式
(昭和63年 - 昭和の誕生日の年数)+ 平成30年 + 令和の年数 =年齢
問題文 (63-38)+ 30 + 5 = 60歳(8月26日時点)
☆8月25日は60歳到達日の前日 = 論点と一致
⑤その他の条件確認
60歳による喪失は第2号被保険者に該当する場合を除く→クリア
☆関連する論点数を、条文毎に覚えて整理するとよいです。
ひっかけ論点にはまらないように、他の条件チェック力を高めると点数が安定しますよ
【正解】
月25日は60歳到達日の前日 = 論点と一致→○
<解法手順を学ぶテキスト>
合格者の解法手順を知る方法があります。
TAC無敵の社労士で学べます。
合格者が、どのように論点を見つけ、また他の選択肢と相対的に比較して答えを選ぶ流れがわかります。
意外に安心するのは、
合格した人でも、5肢択一から、答えをズバッと一つに絞りこめずに残り二択で迷いながら、総合的に判断して正解している事がわかります。
合格者でも迷う問題が多いとは私は意外でした。
より確からしい答えを見つけられれば良いとなれば、なんとかなると思えてきますね。
問題を解く感覚がわかってきます。
解答スピードもあがるし、得点アップ間違いなしです!
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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