社労士試験の勉強していて、最大の難所『マクロ経済スライド』について、如何に理解して乗り越えるかについてまとめました。
≪1.マクロ経済スライドとは?≫
【厚労省のサイト】
マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
上記の説明では具体的には、よくわからないですね
さらに社労士の市販書テキストを読んでも理解できない…
予備校の一般的な解説を聞いても、やはり私の文系脳レベルでは理解ができなかった難解な箇所です。
しかもマクロ経済スライドが発動した年に、本試験に出ると、言われて必死に勉強してもでなかった悲しい思い出も…。
<トピック>
【法改正あり】
マクロ経済スライドのルール変更があります。
「物価>賃金」の場合の年金額の改定ルールが令和3年度から変わります。
「物価>賃金」の場合、現役世代の負担増を抑えるため、賃金水準の変動に”完全”に連動させる形になります。※社労士24解説より
【要注意】
令和3年こそ、本試験で狙われるかもしれません…
≪2.簡単に理解する方法≫
【私の解決策】
『ide塾の直前対策まとめ講義』と、『社労士24』の解説で、完璧に、かつ簡単に理解できました。
いまは、ide塾 井出塾長の講義はお金をだしても、聞けません…。(2020年9月末閉校)
探してたら、下記の動画をみつけました!
【動画比較による学習法】
☆二人のスペシャリストから学ぶ☆
『①井出塾長によるマクロ経済スライド解説』
https://youtu.be/M-jIXucLmPo
マクロ経済スライドの塾長解説が視聴できます。
『②金沢講師によるマクロ経済スライド解説』
いま一番わかりやすい解説は、
金沢先生の大原の社労士ブログと社労士24『ゼロから学ぶマクロ経済スライド』の動画解説です。
これが無料で学べます。
令和3年の変更点についても、詳細な説明があります。
https://sharosi.j-tatsujin.com/archives/6061
同時に二人の動画解説を比べてみると以下のような特徴があります。
①ide塾
井出塾長はテキストを、そのまま板書のように写し、教室での授業風に投影して解説する王道のクラッシックスタイル
②社労士24
DX(デジタルトランスフォーメーション)の申し子 金沢先生は、デジタル化を前提とした講義で、アニメーションを生かした説明なので非常にわかりやすいです。
社労士講師の大御所(井出講師)と、新進気鋭(金沢講師)の二人の解説の違いを、比較認識により知識の整理と定着させることにより難所を得点源にしてください。
【追伸】
いつまで、井出塾長の動画がみれるかは保証の限りではありません。
【NEW12月11日】
LEC椛島先生の新作テキスト
椛島先生は理論と図解も得意だったので、
マクロ経済スライドも、わかりやすかったので、参考になると思います。
【悲報】
老齢基礎年金0.1下がります
【過去問に挑戦!】
平成30年 国民年金法 問9 肢E
平成30年度の老齢基礎年金の額は、年金額改定に用いる名目手取り賃金変動率がマイナスで物価変動率がプラスとなったことから、スライドなしとなり、マクロ経済スライドによる調整も行われず、平成29年度と同額である。
答え:○
過去問のパターンから、今年は法改正がありましまので、スライドなしの有無、実際の数値まで覚えておいた方がよいですね
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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